海は空へ

あまりにも突然で、まだ現実を受け止めきれないのですが、
海がお空へ行ってしまいました。
姪っ子ちゃんが来て、沢山遊んだ翌日。
元気がなくて、ご飯もあまり食べない…。疲れちゃったのかな…。と思いながら様子を見ていました。
また翌日。
やはり元気がなくて、水も飲んでいない様子。
心配で、近くの動物病院へ。
熱が40℃。
猫の平熱は37〜38℃だそうで、これは怠いよね。
風邪かもしれないと、抗生物質を処方され、水分をきちんと取ること、仔猫は餌を1日食べないとどんどん弱ってしまうこと等、いろいろ教えていただきました。
点滴をしてもらったので、夜は少し元気になって、餌も食べてくれました。
このまま元気になってくれたら…と祈りながらの翌日。
やはり元気がない海。
餌を少し温めると匂いが立つから食べてくれやすいとアドバイスをいただいていたのですが、全く食べず。
少し呼吸も早い感じ。
薬もお水も嫌がって、なかなか飲ませることができず。
この日は孝子さんのXデー。
タイムリミットだったので、あまり気にしてあげられず。
早く身になるものを食べてもらいたい。
さらに翌日。
再診してもらうと熱はさがっていました。
あーよかった…。
と思ったのが海と最期になってしまいました。
か細い呼吸だった海は、レントゲンを撮る時に興奮して呼吸が止まってしまい、酸素を送っても肺が戻ることはありませんでした。
海の肺には水が溜まり呼吸しずらい状態でした。おそらく、猫の伝染病。FIPだろう…と。うちに来る前に感染していたのだろう…ということでした。
このウィルスは、コロナウィルスが悪さをして発症すると、仔猫はなかなか助からない。治療が確立されていない病。
まさかこんなに突然にお別れになってしまうなんて。
あんなに元気に走り回っていたのに。
ストレスで発症することがあるようで、いろいろと原因を考えてしまう。
あらためて、まだまだ小さな赤ちゃんで、気にしてあげなくてはならない存在なんだと気づかされました。
海と共同生活をしたのは、たった10日間だったけど、可愛くて一緒に床で寝たり、ひっかかれたり。
今日は風を連れて、海とお別れしてきました。
また会おうね。
うちに来てくれてありがとう。

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